上まぶたを膨らます手術後 3～5週間
病院で、目尻に残してあった最後の抜糸をしてもらいました。
あとは眼窩が安定するまで休ませる期間なので、経過を見ていきます。
外出のときは眼帯、家で1人の時はガーゼも取っ払ってそのままで過ごしているのですが
少しずつ、少しずつ疑問に思うことが…。
いつまで左目寝てんの？？？
全部抜糸したのに全然目が開かないんすけどどゆこと？？？
綺麗に目がつむれてるのは大変喜ばしいのですが、
そろそろ起きてもいいよ？
まぶたよ、持ち上がれ！
とすっごい力を込めて目をかっ開いてみるのですが
この程度。
全然力が伝わってないというか、私の意志が通じてないというか…。
今回の手術でおーしまい！ だと思っていたのですが
こ、これは…まさか…
今度はまぶたを持ち上げる手術をするようになるのでは…？
形成外科に走った最初のきっかけ
以前、義眼を作ってくれてる先生が
「見た目をいじる形成外科手術は、できるだけしない方がいいよ」
と言ってくれていました。
（私の立場での話なので、他の方がどうかはわかりませんが）
「“術後はこうなる！” と理想を思い描いてしまうので、ちょっとでもイメージと違うと“こうじゃない”と落ち込んだり、手を加えなくてもいいところまでどんどんいじってキリがなくなってしまう事があるから」
と。
「よほどの状態にならない限り、やめときな」
と。
なるほどなーと思ったし、
当時の私は『形成』と『整形』の違いもよく知らなかったので
整形みたいに顔が変わっちゃうと怖いなぁと思い、
形成外科の選択肢は選ばず、義眼のサイズや角度を調整することでなんとか見た目バランスを保っていました。
が、20代後半にさしかかり、
ついに日常的に生活している中で、下を向いただけで義眼がポロリと外れてしまう事案が発生。
お前はパイレーツオブカリビアンのラゲッティか！！！
（頭はたいたら義眼が落っこちる海賊いましたよね）
（すごい好き）
友人と旅行や飲み会などに行っても、ずっと起きてると疲れからか夜～次の日にはすっごい違和感があり、義眼が安定していないことがわかる。
鏡を見ないとどういう状態なのかがわからなくて不安。
実際鏡でチェックするとそこまで違和感はないように見えるけど、鏡で見るのと実際の見え方は違うので気休めにしかならない。
周りの人から
「なんか目が変だな…？」
って思われてないか、すごい気になって相手の目が見れなくなる。
髪の毛で隠すようになる。
下まぶたが支えになっておらず、目を見開いたらすぐ落っこちそうなレベルにまできて
もう義眼を調整するだけでは収まりがつかなくなってきたため、意を決して形成外科に行ったのでした。
ひーしゃ先生の次回作にご期待下さい
3週間後、先生に診てもらうときに
まぶたが持ち上がらないことを相談してみるので、
今後どうなるか、どうするかは経過次第です。
おそろしいねー！
以前、下まぶたの手術のとき知り合った義眼のおばちゃんが
術後数ヶ月経過をみていく間に
左右同じ見た目にしてくれるんじゃなかったのか！
まだ見た目のバランスがガッタガタやぞ！
と先生に直接不満をぶちまけたところ
普段は温和な先生にむっちゃ怒られた、と言っていた。
おばちゃんはプリプリ怒ってたけど
でもその話を聞いて、なるほど確かになぁと納得もしたりして。
本当に簡単に終わりってわけじゃないんだな。
はぁぁ～～とにかく最終的には良くなるといいんですけどぉぉぉ
不安ですなぁぁぁぁ
（そもそも体のメンテナンス的に最終というものがなさそう）
オレ達の形成外科手術の旅は、まだまだ始まったばかりだ！
☆ご愛読ありがとうございました――――…！